公図を取得する方法の一つ:法務局の登記所で申請する方法
公図を取得する方法の一つは、法務局の登記所で申請する方法です。
この方法を利用すると、自分が調べたい地番の公図を閲覧することができます。
公図は、地図上に建物や敷地の境界線などが詳細に描かれた図面です。
閲覧した公図を実際に取得するためには、登記所で申請し、料金を支払う必要があります。
料金は収入印紙を貼って納めることが一般的です。
具体的な申請の際には、申請書に自分の住所や氏名、ブルーマップで見当をつけた地番などを記入する必要があります。
また、申請書には「証明書」や「閲覧」の申請が必要な場合には、それにチェックを入れます。
地図・地図に準ずる図面(公図)を取得したい場合は、該当する項目にチェックを入れます。
申請すると、法務局で用意されている図面の中から「地図」または「地図に準ずる図面」が提供されますが、どちらかは選ぶことができません。
登記所の職員が審査の結果、提供できる図面を決定します。
申請が承認されると、必要な公図を手に入れることができます。
もう一つの方法:登記情報提供サービスを利用する方法
公図を取得するもう一つの方法は、登記情報提供サービスを利用する方法です。
このサービスは一般財団法人民事法務協会が運営しており、インターネット上で利用することができます。
公図はPDFファイルでダウンロードすることができるため、法務局に足を運ぶ必要がありませんし、手続きも簡単です。
ただし、登記所から取得する場合と異なり、公的な証明書や公印はつきませんので注意が必要です。
登記情報提供サービスは平日の午前8時30分から午後9時まで利用できますが、利用するためには登録手続きが必要です。
公図の取得には365円の料金がかかります。
参考ページ:土地 の 公 図 と は 法務局やインターネットで無料で閲覧する方法も解説
登記情報提供サービスの利用方法
登記情報提供サービスは一時利用、個人、法人、公共機関の4つのカテゴリに分かれており、手軽に利用したい場合は「一時利用」を選ぶことができます。
一時利用サービスは、インターネットと電子メールが使用可能なパソコンがあれば、すぐに利用することができます。
登記情報提供サービスを利用すると、公図を手軽に取得することができますので、便利な方法です。