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意外と勉強になったタブレット型通信教育

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ネットの評判と実体験のギャップについて、一人の母親として思うことを書いてみます。
子どもの教育について、親なら誰しも「これで良いのだろうか」と悩む瞬間があるものです。
我が家がスマイルゼミを始めたのも、そんな迷いの中での選択でした。
あれから早3年。
今日は母親の立場から、実際に使ってみて感じたことを正直にお伝えします。
スマイルゼミを検討し始めた当初、ママ友の評判やネットの口コミをくまなくチェックしました。
「ゲームばかりして勉強しない」「結局飽きて使わなくなる」など、ネガティブな意見も少なくありません。
不安を抱えながらも、子どもの学習習慣を身につけさせたいという思いから、実際に合うかどうかを確かめるため、思い切って契約しました。
実物を触ってみると、想像していたよりも教材としての完成度は高く、子どもも興味を持って取り組んでいました。
確かにデメリットがないわけではありません。
月々の料金は決して安くはないですし、「続けられるかな」という不安は常につきまといます。
しかし、教材自体の質や使い勝手について不満を感じることはほとんどありませんでした。
特に気になっていたのが、多くの親が指摘する「ゲーム問題」です。
「勉強よりゲームばかりしている」という声をよく目にしました。
しかし、これは親の管理次第で解決できる問題だと実感しています。
スマイルゼミでは、親がゲーム時間を10分単位で設定できる機能があります。
私は最初から時間制限をしっかり設けて、「宿題が終わったら30分だけ」というルールを作りました。
「子どもがゲームばかりしている」と嘆く親御さんは、実はこの設定機能を活用していないか、子どもとのルール作りがうまくいっていないケースが多いのではないでしょうか。
スマイルゼミをやりすぎる原因はゲーム?勉強?やりすぎを防ぐ方法を紹介
教材のせいにする前に、親としての管理方法を見直すことも大切だと思います。
とはいえ、我が家の場合も完璧とは言えません。
正直なところ、3年経った今でも子どもは「ゲームのために勉強している」感は否めません。
最初は気になっていましたが、考えてみれば大人だって仕事の後のご褒美を楽しみに頑張ることもありますよね。
勉強そのものが目的というより、ゲームができることが動機づけになっているのは、この年齢の子どもにとっては自然なことかもしれません。
しかし、結果的にはその「ゲームのために勉強する」という状態が、思わぬ効果をもたらしました。
毎日スマイルゼミに取り組む習慣がついたのです。
当初は「続けられるかな」と心配していましたが、ゲームという報酬があることで、継続的に学習する習慣が自然と身についていきました。
さらに、成績面でも目に見える効果がありました。
特別に飛び抜けて成績が上がったわけではありませんが、基礎学力が着実に定着し、学校の授業についていくのに困ることはなくなりました。
算数の文章題も以前より抵抗感なく取り組めるようになりましたし、漢字の定着率も上がりました。
「そこそこ」という表現が適切かもしれませんが、無理なく自然と力がついていく様子を見ると、母親としては十分満足できる結果です。
振り返ってみると、スマイルゼミを続けてきて良かったと感じることばかりです。
もちろん完璧な教材などありません。
どんな学習方法にも長所と短所があります。
しかし、我が家の場合は、子どもの性格や学習スタイルに合っていたようです。
料金面での負担はありますし、毎月の家計のやりくりの中で「本当に必要かな」と考えることもあります。
でも、塾に通わせるよりはリーズナブルですし、何より「毎日子どもが自分から学習に取り組む習慣がついた」という目に見えない価値は、お金では測れないものがあります。
教育に正解はありません。
各家庭の状況や子どもの性格によって、最適な選択は変わってくるでしょう。
ただ、ネットの評判だけで判断するのではなく、実際に試してみることの大切さを、この3年間で学びました。
最終的には、子どもの笑顔と成長が見られることが一番の喜びです。

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